特殊コンタクト外来

毎週土曜日午後に、特別外来として「特殊コンタクト外来」を設けています。

円錐角膜用、無水晶体眼用、虹彩付など通常のコンタクトレンズでは装用困難な患者さまに対し、東京歯科大学市川総合病院眼科より医師を招き診察しております。

円錐角膜用ハードコンタクト

円錐角膜は、黒目(角膜)の中央部から下方が薄くなり、徐々に円錐状に突出してくる病気です。乱視と診断される方の中にも、実際には円錐角膜を発症している方が数多くいます。

通常の角膜と円錐角膜の違い

通常の角膜と円錐角膜の違い

非球面カーブ設計のハードレンズの装用による角膜の矯正をおすすめしています

ハードレンズで角膜の形状変化を補正することで得られる2つの効果

  1. 不正乱視の視力補正効果
  2. 円錐角膜進行の抑制効果

不正乱視とは….角膜表面が不整な形状をしているためにメガネやコンタクトで良好な視力補正できない乱視です。円錐角膜、ペルーシド角膜変性、角膜移植後を代表とした眼疾患でこのような不正乱視を生じます。
※本院では角膜形状解析装置を用いて、不正乱視に対応するハードレンズの処方を行っております。

 

非球面ハードレンズの特性(ハイサンソα)

球面ハードレンズ補正の限界

  • 良好な装用感が得られにくく、長時間装用が困難。
  • 角膜頂点のこすれによる傷、瘢痕(はんこん)が発生しやすい。
  • レンズの安定感が悪く、ずれやすく外れやすい。

無水晶体眼用コンタクト

無水晶体眼の視力補正はコンタクトレンズが優れています

メガネでの補正

  • 物が大きく見えたり、視野が限られる。
  • レンズ自体が厚く重くなる。
  • 片眼性の場合、片眼(メガネ)に像の拡大が起き、不等像視を引き起こしやすい。

+15.00Dのメガネレンズ

+15.00Dのメガネレンズ

コンタクトレンズでの補正

  • 直接眼にレンズを乗せるため、視界の変化が少ない。
  • 像の拡大がないため、片眼性の無水晶体眼でも補正可能。
コンタクトレンズの種類

虹彩付きソフトコンタクト

無虹彩症・虹彩欠損などにおける羞明感(まぶしさ)軽減や、角膜混濁・角膜白斑などにおける整容(美的観点)を目的としたレンズです。

虹彩付きソフトコンタクトレンズの種類