当院では、コンタクトレンズは高度管理医療機器であるという原点に立ち、
患者様の眼の健康=コンタクトレンズの安全性を第一に考えています。
安全性、装用感、視力の最適なバランスを考慮した処方を目指します。
TMS-5は角膜形状解析を行うのに適した検査機器で 、円錐角膜などの角膜形状異常や角膜不正乱視等の角膜状態を診断するのに最適な検査機器となります。
角膜において、五層あるうちの一番内側にある角膜内皮細胞という六角形をした角膜の無色透明度を保つ為の組織の細胞数を調べる検査になります。角膜内皮細胞は一度壊れると再生する事はないため、コンタクトレンズ装用に伴う酸素不足による減少など定期的な観察が必要になります。
細隙灯顕微鏡にビデオカメラを装着したシステムです。動画及び静止画の撮影及び保存が可能です。顕微鏡にて拡大したコンタクトレンズの撮影と保存が可能です。使用しているコンタクトレンズの状態を拡大画像でご確認いただけます。動画を撮影する事で、コンタクトレンズのフィティングを多面的に確認する事が出来ます。
様々な形状の円錐角膜眼に合わせるために豊富なトライレンズをご用意しております。
関東近郊の大学病院で、円錐角膜専門外来を担当している医師と検査スタッフが、快適なコンタクトレンズ選定をいたします。
当院は、円錐角膜、強度角膜乱視、虹彩付きコンタクトレンズ、遠近両用コンタクトレンズなど、専門性の高いコンタクトレンズ処方が得意です。
当院では、コンタクトレンズは高度管理医療機器であるという原点に立ち、患者様の眼の健康=コンタクトレンズの安全性を第一に考えています。「安全なコンタクトレンズとは、角膜の新陳代謝を妨げないレンズです」です。
眼の表面にある角膜は、新陳代謝を繰り返しています。代謝に最も必要なエネルギーが酸素ですが、角膜には血管がないため、酸素供給は涙液に依存しています。
ハードレンズの涙液交換による酸素供給はソフトレンズの15倍〜20倍と言われます。
ハードレンズは眼の表面の角膜より小さく、まばたきの度に角膜上を動くため涙液交換の効率が優れています。コンタクトレンズと角膜の間の涙液はごくわずかな厚みのため、素材の酸素透過性以上に、まばたきによる涙液交換が重要な要素です。(角膜を全体的にぴったりと覆うソフトレンズは、涙液交換の効率が劣ります。)
ソフトコンタクトでの「乾き」
ハードレンズは涙の状態に影響を与えにくいのが特徴です。
涙の分泌量が少なめの方や乾きやすい環境にいる方に適しています。
※ソフトレンズは、やわらかさを保つために水分を含んでいます。
レンズ中の水分が装用中に蒸発すると、レンズは涙液を吸い込みます。
このため、ソフトレンズを装用するとレンズに涙を奪われるように、乾きが強く感じられます。
角膜に酸素が不足すると、様々な障害を生じやすくなります。
酸素不足が続くと酸素を補おうと血管が角膜に侵入してきます。酸素が供給されると血管は収縮しますが角膜には白く跡が残ります。
正常な角膜→血管が瞳孔にかかると、視力が低下します。
角膜の透明性を保つのが角膜内皮細胞です。加齢とともに減少し、コンタクト装用(特にソフトレンズ)による酸素不足が、さらに角膜内皮細胞の減少を加速させます。
※減少した内皮細胞は再生しません。
患者様の目の形状、状態、ライフスタイルに合わせて、最適で安全性に優れたコンタクトレンズをご案内いたします。
お気軽にご相談ください。
目の形状や状態によりコンタクトレンズ装用に向き不向きがあり、正しい使い方を徹底しないと、目の様々なトラブルを引き起こします。必ず眼科医の検査と処方を受け、目に合った最適なコンタクトレンズ処方をお受け下さい。
検査内容:視力検査・角膜カーブの測定・調整検査・涙液検査・角膜内皮細胞検査・眼圧検査・眼底検査…etc
※保険証をご持参ください。
当院では患者様一人一人がご納得行くまでコンタクトレンズ選びや度数の調整を行っております。「もう少し楽に見えるよう他の度数も試してみたい」など様々なご要望があるかと思います。極力ご要望にお答えできるよう努めております。
レンズの付け方・外し方、毎日のお手入れ方法を練習しましょう。
※コンタクトレンズが初めての方は処方まで時間がかかりますので、事前にお電話で予約を入れていただくとスムーズです。
コンタクトレンズによる眼障害は年々増えており、年間100万件以上発生しているといわれています。定期検査では、自分では気づかない瞳やコンタクトレンズのトラブルを早期発見できます。また、視力の変化やケア用品が目にあっているかなど、さまざまなことを確認します。
調子が良くても医師による定期検査を必ず受けましょう。
※眼科医の判断のもと検査を受けてください。
コンタクトレンズのキズや汚れの状態は肉眼では分かりづらいものです。定期検査でレンズの状態に合わせた適切な使用方法や洗浄・保存方法をご案内いたします。
巨大乳頭結膜炎
レンズの汚れが原因でアレルギーを発症
角膜血管新生
慢性的な角膜の酸素不足により血管が角膜に侵入
角膜ステイニング
長時間装用や相性の悪いケア用品により傷が発症